サイズ選びについて

せっかく購入したブーツが足に合わなかったり、丁度いいと思っていたブーツが履き込んで行くうちに大きくなってしまい、 履かなくなってしまった経験はございませんか?せっかく新しいブーツをゲットして嬉しいはずの気持ちや、 やっと風合いが出てきたお気に入りのブーツが履けなくなるとやや気分も落ち込むものです。 その為、このページでは当サイトでブーツを購入するにあたって、失敗しないサイズ選びのアドバイスをさせて頂きます!


・・・様々なブーツの特徴を知ろう・・・

当サイトではエンジニアブーツなどのワーク系ブーツを中心に、様々なブランドを取り扱っております。 例えば、一言にエンジニアブーツと言っても、その履き心地や形はブランドによってかなり異なります。 ご自分のサイズは「US9がピッタリ」と思い、安易に他社ブランドのブーツも同じUS9を選ぶのは失敗の元です。 失敗しないサイズ選びをする為にはブーツの特徴や、そのブーツの癖などを簡単に頭に入れておくと良いでしょう。
 

 

エンジニアブーツの場合

エンジニアブーツは見て頂くとお分かりになるように、ヒモなどでの細かな調整が効きません。 甲部分や筒の部分にあるベルトも細かなサイズ調整には向いておらず、無理に調整するとブーツ自体のシルエットを崩しかねません。 その為、エンジニアブーツのサイズ選びのポイントは、履くときに少々手こずるくらいキツメのサイズ感のものを選ぶ事と言えるでしょう。 また、ブーツはお店で試着して買った時よりも、履き込んで時間が経った後の方が大きく感じるように、革がお客様の足に馴染み伸びていきます。 また、エンジニアブーツは足首部分が締まっていない為、歩行時にカカトが浮くような履き心地がある場合もあります。 エンジニアブーツなどのサイズの調整の効かないブーツは、革が馴染んでゆったりしてくると足が靴の中で動き、履き心地にも支障がでてきます。 サイズの調整が出来ないこと、革が馴染む事を念頭に入れ、 なるべくジャストサイズより気持ち小さめ(つま先が当たるものはオススメしません)くらいのものを選ぶと失敗しません。

ハイカットの編み上げブーツの場合

 

プレーントゥーや、レーストゥトゥー、 ロガーブーツなどのヒモで調整が効くワーク系ブーツはつま先や甲部分、足首部分などの細かなサイズ調整が効くブーツです。 その分脱ぎ履きに面倒はありますが、横幅が広い方、甲が高い方、両足の大きさが微妙に違ったり、足がむくんだ時などに微妙な調整が出来て便利です。 一般的なブーツ同様に革の馴染みを考えてジャストサイズを選ぶと良いでしょう。 つま先部分は革の馴染みが出にくいのですが、横や甲部分は馴染みが出てゆったりしてきます。 少し大きくなったなと感じてきたら、ヒモを少しきつめに結びなおすか、中敷きを一枚敷くなどして調整しましょう。 編み上げのタイプは少し大きめのサイズを選んでもそんなに気にならない事もありますが、 極端に大きいとソールの減りが早くなったり、靴ズレなどの原因になるのであまりオススメ出来ません。

 

ローカットの短靴やチャッカブーツの場合

シューホール(ハトメ)が2コ~5コくらいしかないローカットの短靴や、 チャッカ―タイプのブーツは足首部分が固定されていない為、ブーツの種類やサイズによっては歩く時にカカトが脱げるような感じがするものもあります。 その為、あまり大きめのサイズは見ためにもカカト部分が空いているのが分かったりして、あまりオススメ出来ません。 エンジニアブーツ同様、ジャストサイズか、ややきつめの物が良いでしょう(もちろんつま先が当たるものはオススメしません)。 もしくは中敷きなどで細かな調整をすると良いフィット感が得られます。 短靴などは稀にくるぶし部分が靴の縁に当たって歩行時に擦れて痛い時があります。 気になる場合はカカト部分だけの半敷きなどを入れて、縁に足が当たらない程度に中底を高くして履くと良いでしょう。 基本的にワーク系ブーツよりも軽いものが多く、脱ぎ履きもしやすく、最も普段使いしやすいブーツかもしれませんね。

・・・ブランドごとのブーツの作りやサイジング・・・

先に述べたように、同じエンジニアブーツでもブランドが違えば同じUS9でも小さいものもあれば大きいものもあります。 商品詳細ページにありますサイズ換算表は一般的に言われております、USサイズに対してのcm換算であり、実際のブーツのサイズとは異なることをご理解下さい。 その為、当サイトではスタッフによる実際にブーツを履いてみた感想を記載しております。 スタッフの実寸の足のサイズや、普段履いているその他のブーツや一般的なスニーカーのサイズなどをもとにサイジングの説明をしております。 スニーカーがUS9なのでブーツもUS9を選ぶと基本的にはブーツが大きすぎる場合がほとんどです。 基本的にブーツは実寸に近いサイズで作られていることが多いようなので、 私の場合、スニーカーはヴァンズやコンバースでUS9.5やUS10を履くことが多いのですが、ブーツとなるとUS8.5かUS9のものがほとんどです。 しかし、ブランドによってもサイジングが異なるので、例えばチペワのエンジニアであればUS9でも、 アヴィレックスのエンジニアはUS8がジャストサイズというように足の形によっては、1インチも差が出る場合もあります。 このようなお話をすると更に迷う方もいらっしゃると思いますが、商品ごとに記載されているスタッフの感想や、直接お問い合わせなどして頂き、 サイズ選びの参考にして下さいませ。
 

・・・お客様ご自身の足の特徴を知ろう・・・

皆様の手の大きさが違うように足の大きさや形も十人十色です。 足の長さが同じ26.5cmの人同士でも、甲の高さや横幅の長さの違いでブーツのサイズも変わることがあります。 その為、失敗しないサイズ選びをするには、ご自分の足の特徴や癖を知っておくことも大切です。 今まで靴を選ぶ際にお店のスタッフさんから言われた足の特徴や、履き古した靴の状態などを見てみると分かる事もあると思います。 その上で、甲が高い人や横幅が広い人の場合は、ワイズ(ウィズ)の広いものをチョイスしたり、 ハーフサイズ大きめのものをチョイスしたりするなどすると良いでしょう。 逆に、甲が薄い人などはブーツの中で足が動きやすいので中敷きで調整をする必要もあるでしょう。 外反母趾の方や、横幅が極端に広い方などは、ストレッチャー(靴の修理屋さんなどにある機械)などで部分的に革を伸ばしてもらうという手もあります。 市販のシューケア商品には様々なタイプの中敷きや、革を柔らかくするものなど、より良いサイジングをする為の商品がたくさんございます。 そのようなものを使うのも、ご自分の足に合わせたサイズ選びに非常に役に立ちますので色々と試してみるのも良いでしょう。