ブランドヒストリー

【CHIPPEWA:チペワ】          生産国:USA
チペワ社は、1901年に創業したメーカーです。 チペワの名称とトレードマークは、創業地がウィスコンシン州チペワ・フォールズであったことと、 その地がネイティブアメリカン チペワ族の居住区でもあったことに由来します。 当時、周辺地域では製紙業が盛んで、チペワは、木材を切り出して運ぶ伐採人たちの足を、 完璧に保護する高品質のブーツを開発することからスタートしました。 やがて、頑固なまでの品質主義を貫く“CHIPPEWA BOOTS”の名は、アメリカ全土に広まっていきました。 創業100年を経た現在に至るまで、ワークブーツの本質を追求し続けるそのクラフトマンシップは決して変わることはありません。
【WHITE'S:ホワイツ】          生産国:USA
ホワイツ社は、南北戦争以前のバージニアで創業したメーカーです。 1915年からは本拠地をワシントン州に移し、今も尚ハンドメイドによる伝統を守り続けています。 アッパーとインソールはアイリッシュ・リネンと呼ばれる太い糸を縫い合わせて作られており、 ブーツ内への水の浸透を防ぐと同時に、十分な強度を実現しています。 また、ホワイツのブーツの特徴でもある“ARCH EASE”とよばれる製法により、 長時間歩いても疲れない工夫が土踏まずから踵にかけて施されています。 そして何より、レザーシャンクとソールを固定する以外は一切ビスが使用されていないのも最大の特徴と言えるでしょう。 職人の手により丁寧に仕上げられたホワイツのブーツは、大量生産品とは明らかに違い、 まさに“KING OF BOOTS”と呼ぶに相応しいワークブーツブランドです。 圧倒的な存在感を放つホワイツのブーツは、創業から1世紀以上経った今でも、世界中のユーザーに愛され続けています。
【DANNER:ダナー】          生産国:USA
ダナーの名称は、創業者のチャールズ・ダナーに由来します。 ダナー社は、1932年にアメリカ・ウィスコンシン州で創業したワークシューズメーカーです。 1936年には拠点をオレゴン州のポートランドに移し、北西部の太平洋岸で働く労働者に向けて靴底に鋲の付いた靴を販売し始めました。 第二次世界大戦中から大戦後にかけて“造船所の靴”と呼ばれ、労働者の間で性能の良い作業靴メーカーとして有名になっていきました。 ビブラムソールの機能性をいち早く認め、1952年にアメリカ国内において初めてイタリアのビブラムソールを採用したのもダナー社です。 また、1979年には、ゴアテックス社との共同開発により、 靴に採用することが難しいと言われていた防水透湿素材のゴアテックスを世界で初めて採用することに成功しました。 創業70年を経た現在も、伝統的な製法を守りつつ革新的な技術を積極的に取り入れ「可能な限り、 最も優れた靴を作る」という創業時からのポリシーを守り続けている、世界でも有数のアウトドア・ブーツのメーカーです。
【RUSSELL MOCCASIN:ラッセルモカシン】  生産国:USA
ラッセルモカシンは100年以上もの間、ハンドメイドにこだわり良質なブーツを作り続けており、 その履き心地や製品としてのクオリティーは多くの方を魅了し続けています。 もともとラッセルモカシンは、森林伐採や湿地帯などで働く人々のブーツとして作られたのが始まりで、 足を裏側から袋のように包み込むような製法が、履き心地はもちろん、耐久耐水性を生み出しています。 その独特のデザインだけでなく、その機能性にも人々を魅了する理由があり、 現在では多くのセレクトショップなどからも支持を受け、アメカジスタイルに欠かすことの出来ないブーツと言っても過言ではありません。 しかしながら、熟練した少数の職人によって生産されているいるラッセルブーツは、 その徹底した靴作りの姿勢もあって、発注から納品までは約一年前後かかっているのが現状です。 しかしながらその頑な姿勢があるからこそ、今なお良質な靴として多くの人々に支持され続けているのでしょう。
【Getta Grip:ゲッタグリップ】      生産国:CHINA
ゲッタグリップはドクターマーチンの姉妹ブランド。 1901年、英国のノーザンプトンにて創業したR.グリックス社によりワーク用のセーフティーシューズとして作られたのが始まりです。 かつての二度の世界大戦で軍用ブーツを量産。 その類い稀なる靴作りの実績をもつR.グリックス社が農耕用のブーツとしてスクリューを使用したラギットソール、 トゥスプリングが特徴のセーフティーシューズを生産。 ゲッタグリップは安価な上に堅牢性と見た目にも主張のある個性的で無骨なイメージが多くの若者に支持され、 70~80年代のSKINS、PUNKS、ROCKERS、HIPPIE等の音楽とカルチャーのムーブメントの中、 本来のセーフティーシューズの用途とは違ったファッションアイテムとして履かれるようになった。 それから約30年に渡り、音楽を愛する人々のなくてはならないアイテムとして今も尚生き続けています。
【Dr Martens:ドクターマーチン】     生産国:CHINA
ドクターマーチンの誕生は、1945年のドクターマーチンソールの発明にさかのぼります。 当時、スキーによる事故で怪我を負ったドイツの医師、クラウス・マーチン博士は、 リハビリのために古いタイヤを加工して、クッション性のあるラバーソールを開発しました。 この特殊なソールは、ソール内に空気を閉じ込めることで歩行中の衝撃を吸収し“バウンシング”と呼ばれる弾むような歩行性を実現したのです。 しかし、このソール独自の特性を最大限に引き出すためには非常に高度な製靴技術が必要とされた為、 製品化までに10年以上の歳月と、靴作りの本場・英国へのドーバー海峡越えが必要でした。 そして、老舗の製靴メーカーであるR.グリックス社と出逢い、ついに1960年4月1日、記念すべきファーストモデル“1460Z”が発売されました。 発売日に由来したコードネームを持つこのモデルは大きな反響を呼び、ロンドンの若者たちはもとより、 多くのミュージシャンたちに絶大なる支持を受けました。 ドクターマーチンの靴は独自のソールによる機能性に加え、 あらゆるファッションに自由にコーディネイトできるデザイン性の高さは時代を超えた定番のフットウエアとして、 世界中のストリートでさまざまなカルチャーとファッションをリードし続けています。
【GEORGE COX:ジョージコックス】 生産国:ENGLAND
ジョージ・コックスと聞くと、ラバーソールと呼ばれる厚底のブーツを思い浮かべる人がほとんどでしょう。 ロックやパンクのイメージのあるブランドですが実はその歴史は古く、靴作りの本場であるイギリスノーザンプトンで1906年、 創業者ジョージ・ジェイムス・コックスによって設立された歴史ある靴メーカーなのです。 また、ジョージコックスは今までに様々なブランドやショップとの別注モデルを世に生み出しており、 そのカテゴリは今ではロックやパンクの枠にとらわれる事なく、今なお個性的な靴を作り続けています。 大量生産をせず、靴作りの基本を忠実に実行しているその企業スタイルが100年以上の歴史を生み、 人々の心を魅了し続けている最大の要素でしょう。
【Botas Jaca:ハカ】           生産国:MEXICO
1942年にブーツの激戦区であるメキシコに工場を構え、伝統と技術を受け継ぎ今日に至る老舗ブランドです。 革の品質管理はもちろん、デザイン・刺繍など細部にまでスタッフに徹底的に管理され、 より選ばれた素材を厳選するなどの拘りは50年以上の経験と数多くのブーツを作り続けた結果であり、完成された技術です。 驚くべきことは技術面のみならず、着用する者やどのような状況下で使用されるブーツなのかを考えられ、 追及し作られる一足は、様々な場面で活用できるブーツを作り上げました。 細部のクオリティーも大変高く、ブーツを着用する者に愛され、大変評価されましたが、 さらなるブーツ造りへの探求を求め現在まで怠る事もなく至るのである。 そして現在、その「芸術」と言っても過言ではない「ブーツ作り」はメキシコを中心にアメリカ、 ヨーロッパなどの各国で高い評価のもとブーツを愛する者たちに着用され続けています。 良質なブーツを作り続けるブランド”Botas Jaca”その歴史はこれからも語り継がれるのです。
【SIETE LEGUAS:シエテレグアス】     生産国:MEXICO
良質なウエスタンブーツで知られる「ADAM'S BOOTS」などを生産している工場「SIETE LEGUAS」が手掛ける本格派ワークブーツブランドで、 そのブランドネームはそのまま工場名を冠しています。 本格的なワークブーツやアウトドアブーツはクオリティは十分に高いのですが、その分高価なブーツとして認識されています。 「SIETE LUGUAS」は靴作りにおける長年の歴史や経験から、比較的手ごろなプライスで、本格的なワークブーツを提供する事を目的として、それを実現させました。 商品をご覧になっていただければお分かりになると思いますが、ワークブーツとしての必要なスペックはもちろん、 素材やディテールにまでこだわったこれらのブーツは、そのプライスも然ることながら十分に満足できる仕上がりとなっております。 タウンユースだけでなくアウトドアなどにも使用出来て、使い勝手の良い本格的なブーツは一足は欲しいものです。 それが比較的お手ごろなプライスであれば尚良いでしょう。
【AVIREX:アヴィレックス】       生産国:CHINA
アヴィレックス社の名称は、大空に思いをはせた飛行家(アヴィエーター)を称えるアヴィレックス(空の王様)に由来しています。 1937年、アメリカ空軍へのフライトジャケットコンストラクターとして、アヴィレックス社の前身であるエアロ・レザー社が発足しました。 当時からパイロットが身につける軍製品にはすべて詳細な規格が設けられており、 皮をなめす方法からディティールライン、ラベルまで細かい軍規定を受け、これを満たしたものだけが納品を許されていました。 アヴィレックスはこれらをクリアし、膨大な数の商品を納品してきました。 中でもフライトジャケットは、良質な素材・無駄のない機能的なデザインで脚光を浴び、1975年には一般市場に製品の供給を始めました。 現在ではレザーウェアに限らず、過酷な環境に耐え抜く機能性と、カジュアルな魅力あふれるデザインで幅広いラインナップで人気を博しています。
【Golden Retriever:ゴールデンレトリーバー】生産国:CHINA
犬のゴールデンレトリーバーをモチーフにアメリカで設立されたブランドです。 アメリカンカジュアルのシーンを追及されてデザインされたブーツは幅広いユーザーに愛され、今日に至ります。
【SUPERB:サパーブ】           生産国:MYANMA
“アメリカンワーク”をコンセプトに2010年、国内ブランドとして設立。 通常、素材にCOW NAPPA(牛革)を使用するデザインをOIL PULL UP(牛革)にするなど拘りを追求し、 市場に出回っているアメリカンワークブーツとの差別化を追求されている。 クッション性を考慮し、このブランドならではの特殊なインソールを使用する事により履きやすさを追求する等の「履く者への配慮」を堪能できる。 通常では不可能と言われた低価格にしてハイクオリティーを実現し、カジュアルシーンで活躍してくれるブランドです。
【VIVA GRAFFITI:ビバ グラフィティ】   生産国:CHINA
“手作り感”をコンセプトに2010年、国内ブランドとして設立。 主に生産を中国に依頼し、ハイクオリティー&ロープライスを実現した。 しかし、最終工程を日本で一足一足手作業で仕上げを行い、(商品により仕上げない場合もあります) 手間が掛るがその工程により一足一足違った「味」が楽しめ、自分だけという付加価値も味わって頂ける一足を作り上げています。 本革にUSED加工を施すなど合皮では味わえない素材感を楽しんで頂け、製法にもグットイヤーウェルト製法で丁寧に仕上げを行っています。